2011年12月29日木曜日

2011年を振り返って

2011年もいよいよ終わり。
年の瀬だなあ、なんて思ってた頃に
Google Zeitgeist 2011を観た。

これは、Googleがまとめた2011年のreviewなのだが、
これがとても良くできている。

2011年、振り返ってみると、
まず、1月にチュニジアでジャスミン革命が起きたのだが、
2009年に訪れたあの場所で、まさかこんなことが起きようとは。

カルタゴの近郊で見た、大統領の別荘は、
確かに大きくて、権力の象徴だったのだが、
それも今は破壊されただろうか。

3月の大震災の時は、たまたま日本に戻っていた。
テレビで刻一刻と流れる映像は衝撃的だったし、
翌々日の13日の飛行機で日本を離れたのだが、
余震が続く成田空港が、見たこともない混雑ぶりだったことは
いまだによく覚えている。

夏頃から、ユーロの通貨危機が現実味を
帯びてきて、あっというまにユーロ安に。
11月にフランクフルトで見た、
ECBの前の泊まり込みデモは、
なんだか悲しかった。

4月にはギリシャに行っていたのだが、
あの裏側にはこんな危機が潜んでいたのか。

夏にはタイで洪水があり、
昔一緒に仕事をした会社や、
一緒に仕事をした仲間のことが気になって仕方がなかった。

10月にはスティーブジョブスが亡くなった。
この冬にはiPadを使い始めた。
iPhoneには正直あまり凄さを感じなかったのだが、
iPadの持つ可能性には驚かされた。

久しぶりにAppleって、すごいなあと思ったのだが、
その時すでにスティーブジョブスは亡くなっていた。

訃報では、2月のGary Mooreには驚いた。
学生時代、少しギターをやっていたけど、
僕は彼の「泣きのギター」が大好きだった。

何も起きない年などはないのだが、
自分自身も、
フランスでの4年目ということで、
少し物の見方を変えるようにしたこともあって、
振り返ってみると、今年は特別な年だったと思う。

そして、冒頭のGoogleの動画を観て、
人間の持つエネルギー、可能性に心を動かされた。

2012年、どんな年になるのだろうか。
あと少しで始まりです。

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