2011年7月23日土曜日

冴えない天気

7月に入り、暦上はすっかりバカンスのはずですが、
今年は天気があまりよくありません。

5月、6月は暑い日が多く、
「この時期でこんなに暑かったら夏はどうなるんだろう」
と思っていたのですが、
そんな心配は今はどこにいってしまったのやら。。。。

みんなこの7月8月をどう楽しもうかと
それをある意味で、糧として仕事を頑張って来たのですが
この天気で、ガッカリ肩を落としています。

南はそこまで悪くなさそうですが、
フランス中央や北の地方は
8月上旬まで悪い天気は続きそうですね。
本当に残念です。

2011年7月14日木曜日

シャブリ村

フォントネー修道院を訪ねた後は、シャブリ村へ。
白ワインとして有名な「シャブリ」がつくられる村です。

どこまでも続く丘陵地帯、
そしてその斜面はほとんどが葡萄畑という中に
ぽつんとシャブリ村はあります。

ワインとしてのシャブリとしては
もちろん有名だけど、
村は小さく、素朴。
日曜日だったこともあり、閑散としていた。
開いているのは、レストランとワインのカーブくらい。

ふらっと入ったレストランで、昼食。
もちろん飲むのはシャブリ。

この日はほどよい暑さで、きりっとしたシャブリと
前菜のムールの冷たいスープが妙にマッチしていた。

とても感じのよい村でした。

2011年7月13日水曜日

フォントネー修道院

ブルゴーニュの旅、2日目はBeauneを離れ、フォントネー修道院に行きました。

この世界遺産を訪れるのは2度目。
最初に訪れたのは2008年の5月。
また行きたいと思っていたので
再び訪れることができてうれしい。

これまでたくさんの修道院を見てきたけれど
ここは本当に美しい。

ものすごい山奥にあるので、とっても静かです。

この修道院を建てた聖ベルナールは、清貧、質素を
厳格に守るシトー会を創設した人でもあり、
その流儀そのままです。


建物の中には装飾類はほとんどなく、
部屋も実用的なものばかり。


ここの回廊と中庭は本当に素敵です。
奇麗に整備された、でも本当に飾り気がほとんどない庭。
回廊の柱もとてもシンプルです。
見ていても疲れないので、ずっといられます。


アクセスが悪いのが残念ですが、
それも魅力のひとつかもしれません。

2008年5月に訪れたときの写真はこちら

2011年7月10日日曜日

ブルゴーニュに行ってきました

先日会社の人とブルゴーニュに行ってきました。


中心地Beauneまでは、オルレアンから車で3時間強。

まずはHotel Dieuをさらっと見てから、

ワイン畑を回りながらカーヴを巡る現地のツアーに参加。


車で色々な畑を回るのがほとんどですが、

ここだけは止まって見学。





ロマネコンティの畑です。

確か年に5000本ほどしかつくられない、幻のワインの畑です。

1本50万円だとか。。。。


ちなみに、このロマネコンティの畑のあるVosne-Romanée村は

他にも高級ワインの畑が目白押しです。


小さなあぜ道を挟んで

Romanée-Saint-VivantやRichebourgがあり

少し離れたところにはLa Tacheがあります。


ガイドの人に「本当にすぐ隣だけど、味は違うの?」と聞いたところ

「 (自分は飲んだことないけど) 違う!」とのことです。

ほんの数mで値段ががらっと変わるワインってなんだか不思議です。


ブルゴーニュには3回ほど来ているけど、

いつも誰かを連れてきているので

このツアーも確か3回目。


それでもなぜか飽きません。

それは、おそらくブルゴーニュがワインを畑単位で

きっちり管理しているからだと思う。


ブルゴーニュに行くと、ワイン畑マップが売られているが

それを見ると、小さな小さな畑まできちんと載っていて

ほとんどすべて格付けしてある。


そうやって細かい管理をして、その細かい管理の産物として

その畑(だけのぶどうでつくられた)のワインとして

世の中に出るのだが、そのシステムというか、細かさというか

地図を見ながら、へー、これがこのワイン、

なんて眺めているのが好きなのです。

たいしたワインは飲んだこともないのに。


ワインツアーの途中ではカーヴの地下室を見れたり、

試飲ができたりもします。


もちろん夜にはみんなで

ブルゴーニュワインをレストランでいただきました。


食事のリストよりも分厚いワインリストを眺めていると、

ありました、Vosne-Romanée村のワインが。


さすがにロマネコンティはありませんでしたが、それでも十分に高い!