フランス中部のオルレアンももちろん寒い。
ロワール川には、上流から氷が流れてくる。
フランス人曰く、ここまで寒い冬も珍しいとのこと。
ある日曜日の朝、思い切って散歩してみた。
身を切るほどの寒さで、顔や手があっという間に痛くなる。
それでも太陽が出ているのは、嬉しい。
気がつけば、日も少しずつ長くなって来ている。
寒さに隠れてはいるけれど、春は意外とすぐそこまで来ているのかもしれない。
まずは一回読み終えた。
おそらく何回も読みなおすことになるのだろう。
それほどまでに内容は濃いと思う。
会社の歴史を物語にした本はこれまで何冊も読んで来たが、
この本ほど、ある意味生々しく書かれたのはないのではないか、と思う。
それはよくも悪くもアップルと言う会社と、スティーブ・ジョブスという個人が
とても密接な関係にあるからだと思う。
アップルの製品にはこれまで興味を持って来たが
会社としてのアップル、経営者としてのスティーブジョブスのことなど
考えもしなかった。
この本を読むと、そのあたりがどうなっているのかが、とてもよく分かるのだが
スティーブジョブスありきのマネージメントで大きくなったアップルが、
この後どうなるのかはとても興味深い。
日常生活において、残しておきたいこと、思うこと、感じることを綴ります。できるだけタイムリーに。