2011年3月26日土曜日

「恋とニュースの作りかた」を観た。

「恋とニュースの作りかた」を観た。
28歳の女性が主人公の軽いタッチで描かれた映画。
雰囲気は「プラダを着た悪魔」に似てる。

主人公の女性は朝のニュース番組の
プロデューサー。

ある冴えないニュース番組のプロデューサーになった
28歳のベッキーは、視聴率を高めるため、
往年のニュースキャスターを活用するのだが、
この往年ニュースキャスターがバリバリ
当時の報道スタイルに固持するために
なかなかうまくフィットしないという話。
往年のキャスターはハリソンフォード。
いい味出してます。

これに恋愛が絡むという感じなのだが
軽い感じで楽しく最後まで観られます。

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2011年3月20日日曜日

椙本孝思の「THE QUIZ」を読んだ

椙本孝思の「THE QUIZ」を読んだ。

率直に言おう、非常に読むのがつらい本だった。
話が難しいという訳ではないし、表現が難しいという訳でもない。
話の内容がつらいのだ。

ストーリーとしては、ドラマの「ライアーゲーム」のような感じか。
他人を出し抜いて、勝者を決めるクイズ番組の話なのだが
とにかく全てがつらい。
参加者の背景、各人の発言、行動、そして結末、
全てが怖いし、読んでいてつらいのだ。

もしかすると人間の心理を、とてもうまく観察しているのかと思ったのだが
だからこそ、このストーリー展開は恐ろしい。

幸い、明るい飛行機の中でこの本を読んだのだが
一人で夜読んだとするならば
夢に出てきそうなくらい、ショッキングなシーンが随所に出てきます。

おすすめはしないけど、興味がある人は読んでみてください。


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2011年3月13日日曜日

巨大地震 3.11

日本に一週間一時帰国していたのだが
その滞在中に地震に遭遇しました。

その瞬間は僕は電車に乗っていたのですが
突然電車は急停車し、
地震があったことを告げるアナウンス。

確かに電車はゆらゆら揺れているし、
電線も震えていました。
その後、徐行運転で最寄りの駅までは
走りましたが、そこで完全に停止。

Twitterを見ると、地震の情報がすごい勢いで流れてる。
その日はそこから動けなかったわけだが、
Twitterなどのネットやニュースの映像で観た
余震、津波、火災といったひっきりなしに
襲ってくる災害はどれもとてもショッキングな
内容でした。

犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに
被災者の方々が一刻も早く
もとの生活に戻られるよう願っています。

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2011年3月5日土曜日

白石一文の「一瞬の光」を読んだ。

白石一文の「一瞬の光」を読んだ。

最近ミステリー/サスペンス系が多かったので
そういう本と比較すると、ずいぶんと平和な話。

主人公は会社員、年齢は僕と同じくらいかな。
会社員としては優秀で、勤務する会社の中心派閥に属している彼は
エリートコースを歩んでいる。
つきあっている彼女も由緒正しいお嬢様。

そんな彼が、ある女性を助けるところからこの物語は始まる。
ちょっと変わった女性。
この女性の感情の起伏が激しいのには理由がある。

仕事に恋愛。本当に日常すぎるほどの日常。
どこにでもある話。
そう言ってしまえばそれまでなのだが
何かに惹かれて一気に読んでしまいました。

それは、例えばこの本の中の話が、
友人の話だったり
もしかすると自分の話だったり、
それくらいに身近に感じられる話だからなのかもしれない。

あるいは、ここフランスにいながら
この本の中から見えてくる、
日本の日常生活に憧れているのかもしれない。

あるいは、この本の中で書かれている人物のように
もっと自分の気持ちに、素直に生きたいと感じているのかもしれない。

読み終わってからも、ついつい手に取って
ぱらぱらと読み返しています。
途中からだったり、最初からだったり。

万人受けする本ではないかもしれませんが
不思議な魅力を感じる一冊でした。

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